料理1品につき、食材は基本1種類。味を複雑に重ねず、シンプルに仕上げています。
これはシェフ梅本が得意とする“引き算の料理”の世界観でもあり、無駄を減らすことで料理の味わいに集中していただきたい、という想いの表れでもあります。
塩味、甘味、酸味、旨味。食材の個性を活かして調理しております。
食材はシェフ梅本が現地に足を運び、目で見て厳選しております。
同じ産地であっても、その年ごと、季節ごとによって味は変化します。そのわずかな違いを見極めるために、2ヶ月に1度、上海や香港へ足を運んでいます。
厳選するのは、味・香りを引き立てる塩や油も同じです。1品ごとに旨味の強弱や表現したい風味に合った産地のものを使用しています。
当店は会員制となっているため、店舗の前に看板を設置しておりませんが、お客様が迷われないよう、来店時にはスタッフ一同お店の前でお迎えいたします。
1980年生まれ。
日本料理の道を歩み始めるも、食べ歩きの際に出会った上海・フランス租界で育った上海人シェフに師事。シンプルにして深意な料理の真髄に触れ、中国料理へと転じる。
24歳で西麻布にオーナーシェフとしてレストランをオープン。
そして4年半後、店を閉め、2年間の世界放浪の旅に出る。30カ国を周り帰国。
そして2011年9月4日に小熊飯店をオープン。
2024年より生活の拠点を香港、シンガポール、タイなど海外に移す。
柔道初段の愛猫家。